人として

長い冬の眠りから  解き放たれた大地に

春の訪れを  待ち焦がれたように

一斉に咲き競う  草花たち



美しく花開き  甘い蜜と

甘い香りに  誘われて

虫たちが  命の糸を  つむいでゆく



自らを  埃高く装う  木々たちも

うららかな  春の日差しの中で

かぐわしき  香りを放ち

次の代へと  命を繋いでいく



やがて  季節の訪れとともに

新しい命となって  また生まれ変わり

永遠の時を刻み続ける



今ある命の  大切さ

今ある愛の大切さ

解りあおう  人として生きるために・・・



近年のニュースの中であまりにも残忍なニュースを目にし耳にするたびに
あまりにも自分勝手な事件が多すぎることに、胸を痛めます。
高級なブランド品を持ってみても、装ってみても心が寂しいのかな〜と
そんな思いを感じるたびに辛いものがあります。
確かに最近の経済の悪さに要因の1つはあるかもしれません・・・・
今自分の周りを見直して、大切にしなければならないものそれを見つけて欲しい想いから
この詩ができました。


写真 津山市長方寺 ハナ撮影

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